ホーム »
素材・パーツ »
天然石ビーズ ア行~サ行 »
ギベオン隕石
ギベオン隕石
ギベオン隕石(Gibeon meteorite) 1836年、ヨーロッパ人によって最初の破片が発見されました。もともとは現地の人々に、武器の材料として利用されていたようです。発見場所は、現在のナミビア・ハルダプ州ナマクアランド。ナミビアの首都ウィントフックのポストストリートモールには、ギベオン隕石を使ったモニュメントが展示されています。
落下は約4億5千年前と言われています。大きな塊で大気圏に突入し、大気中で爆発、何千という破片が約400x120kmの範囲に落下したと考えられています。現在見つかっている破片は、合計で約2万6000kgになるそうです。主な成分は鉄。そのため、酸化し、錆びが出やすいものでもあります。ニッケル含有量は7.7%。
この隕石の特徴は、表面の細かい網目状の模様で、『ウィドマンシュテッテン構造』といいます。隕鉄(鉄質隕石)が生まれる過程で冷やされる時間100万年という長い期間を経ると、その間に中に含まれているニッケルが結晶化・分離をします。地球上でこの構造を再現することは現在では人工では不可能で、本物である証となっているそうです。 ギベオンの特徴的な模様は、この隕鉄の表面を酸でエッチング(腐食)し、結晶化したニッケルを表面に浮かび上がらせたものです。
|  |
ギベオン隕石製品はこちら
****************************************
昨今はギベオンに似せて作った偽者も登場し、意図的に隕石特有の模様を鉄にヤスリでつけて、ロジウムをかけたというものも出回りはじめました。当社のギベオンはすべて鑑別が可能ですし、鑑別付きも販売しておりますのでご安心ください。ギベオン隕石は、もともとナミビアに落ちました。現在ではもうナミビアにはなく、流通しているものだけになります。
****************************************
※特に粒数等の表記のない場合は、数量1で約40cm分の販売となります。ブレスレットと表記のあるものは、内寸約17cm前後です。
●ビーズのサイズ比較、販売単位の見方● ●よくあるお問い合わせ●
このページの先頭へ
この商品を購入した方はこんな商品もチェックしています